スウェーデン トナカイの群れが列車にひかれ 48頭が死ぬ

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スウェーデン運輸当局は14日、同国北部でトナカイの群れが列車にひかれ、48頭が死んだと発表しました。


事故はスウェーデンのラポニア地域で11日に起きました。
雪に覆われた線路の上を歩いていたトナカイの群れが、列車の接近に驚き、線路の上を走って列車から逃げようとしたためひかれたとみられています。


あるトナカイ飼育者は同国公共テレビSVTの取材に「きれいな光景ではなかった」と語りました。


スウェーデン北部の遠隔地では、トナカイの飼育で生計を立てている人が多くみられます。
冬に食べ物を探して移住するトナカイの群れが、列車とあわや衝突する出来事は頻繁に起きています。


運輸当局者によると、トナカイは自動車から逃げる際も自動車の進行方向に逃げることが多く、脇にそれることはしないそうです。


「停止するために1キロメートル以上もかかる列車の場合、何が起きるのか想像してみてほしい」と同当局者は語りました。


トナカイの群れが一列になって、列車の進行方向に逃げちゃったんですね。
かわいそうに。


フィンランドでは、トナカイの自動車事故を防ぐため、角に光る塗料を塗布しているそうです。
事故が減るといいのですが。




関　　連　　記　　事




フィンランド　事故防止のため　トナカイの角を光らせる

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